まるたけhome
二人にとって初京都。
というかワレワレが初めて知り会ってから、まだ半月。
横浜の実家を早朝に出発して、実家帰りの彼と京都駅で待ち合わせ。
そんなんだから、どこに行くか予定を立てていたわけでもなく、
ガイドブックの1冊も持っていたわけでもない、ぶっつけ旅。
その後、京都の雑貨や食事に魅せられてからは、
ピンポイントにお店を巡ることが多くなったのに比べて、
この時は、お寺さんを巡る観光なたび。
そんな意味でも、他の8つとは趣が異なる一日。
まずは京都観光の定番、清水寺。
高台寺に向かう途中のねねの道を入ったところに見つけた喫茶店、
『夢珈琲』(075-525-0907)にてひと休みしてから、
そのまま八坂神社までてくてく散歩。
修学旅行や一人旅、母娘旅で何度か来た事がある風景も、
お正月、しかも三が日は全然違って見える。
家で過ごす正月が習慣だった私。訪問する親戚も横浜か東京に住んでいて、
初詣は鎌倉八幡宮か川崎大師か、遠くて明治神宮か浅草。
年末年始に新幹線に乗ったのは初めてで、
旅先での正月風景、というだけで何だかとっても珍しくて。
それをはたと感じたのが平安神宮。
広い広い境内に、たくさんの参拝者。家族、親戚揃って、友達と…。
着物姿の男性も女性も多く、京都の正月の特別な空気に酔いそうになる。
なんかこう、鎌倉…はともかく川崎や原宿、浅草とも明らかに、違う。
バスに乗って哲学の道へ。そろそろお昼の時間…と思っていたら雪?雨?
どちらにしても、初体験の京都の冬はとっても寒く、
法然院近くの『喜さ起』に、すべりこむ。
あまり考えず滑り込んだのに、ここがとってもいいお店。
座敷で食べる湯豆腐で暖まって外へ出ると、雨も上がっていて。
『夢珈琲』 075-525-0907
『喜さ起』 左京区浄土寺南田町173-5/075-751-7406
『珈琲館』 東山区祗園町北側/075-551-5604
『紅楽』 中京区先斗町四条上ル西側/
『こみち』 中京区先斗町四条上ル西側/075-252-0022
祗園の『珈琲館』にてひと休みしてから、夜の先斗町さんぽ。
夕食は、地元の人達でいっぱいだったお好み焼き『紅楽』へ。
店構えが和風で素敵だった喫茶店『こみち』は、内装も緑色のソファーが、
「昔はスナックでした」的雰囲気で若干ひるんだものの、
まぁお客さんも誰もいなかったので、落ち着けた事は落ち着けて(笑)。
新幹線で帰京の途へ。
今思うと、バス地下鉄一日乗車券を駆使して、西へ東へ随分回ったなぁ…。